石とも金属ともつかぬ、不思議な感触だった。

冷たいかと思った表面はほのかな熱を帯び、
暁人の冷えた指先をやわらかく暖めた。

暁人が触れた途端、
脈打つように、石が淡い白光を放ち始める。

〔暁人〕
「……?」

光を帯びた表面に、何かの文様が浮かび上がる。